三浦しをん「舟を編む」

 

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)

 

 流行りに乗り遅れて、今更読む。まあ、だいたいいつもそんな感じで本を読んでいるんだけど。

 

少し漫画っぽいなあ、と感じる。登場人物の性格であったり、見た目を含めたキャラクターが漫画に出てきそうだなあ、と。展開も少女漫画っぽいような、と最後まで読んでいったら、女性誌に連載されていたのね。なるほど。自分も女だからか、こういうキャラクターが立っているものを読み進めちゃうものなのかもしれない。

 

恋愛小説と見せかけての仕事小説、もしくは仕事小説と見せかけての恋愛小説。どちらに感じるかで、その人の好みがわかるんじゃなかろうか。

 

とにかく、人の熱量って際限がない。